フアン・ファルーについて(その1) La música de Juan Falú @Youtube

今年2月に4年ぶり再来日する

アルゼンチン音楽のギタリスト、コンポーザー
フアン・ファルー Juan Falú について。

Juan Falu2014
(C) Eastend International Guitar Festival

ギター大国アルゼンチンの北部トゥクマンの出身で、巨匠エドゥアルド・ファルーの甥として、
半世紀以上にわたり演奏家・作曲家としてアルゼンチン・フォルクローレ音楽界を支えてきた名匠。

アルゼンチンでは、フォルクローレの愛好家のみならず、音楽家たちから尊敬の念をもって慕われ、
音楽を愛する一般聴衆たちからも彼の音楽と演奏、そしてその人柄が親しまれています。

彼の音楽のみならず、語る言葉や生き方・・・
そのものが、人々の共感と尊敬を抱かせる、そんな音楽家です。

日本で最近アルゼンチン音楽に親しみをもち始めた方にはアカ・セカ・トリオのフアンの師匠と言った方がピンとくるかもしれません。
同じトゥクマン出身で、今やフォルクローレの垣根を超え親しまれている現代フォルクローレの注目株ギタリスト、作曲家のフアン・キンテーロ。彼が最初に指導を仰いだのが、このフアン・ファルーです。


以下にJuan Falú @Youtube の最新に近いおすすめ映像を集めてみました。

今から12年前、日本各地でソールドアウトとなり、アルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレ
を初めて日本の聴衆に披露したアルゼンチンの歌手、リリアナ・エレーロ。
(歌手というより表現者・謡い手という表現がぴったり来ます)
ロックの貴公子フィト・パエスに見出され、いまやメルセデス・ソーサ亡き後を担う歌手として評価高いリリアナ。
彼女のアバンギャルドで味わいある歌声は従来のフォルクローレの印象を変え、ジャズやロック、ポップスとの融合を生み出しました。
リリアナに限らず、歌手との共演ではファルー氏のギターは脇役として抑えられたものになっていますが、この二人の共演はステージ上に赤ワインが置かれるなど、きさくな空間の中、息もぴったり、聞きほれてしまいます。

フアン・ファルーは半世紀以上にわたる長い音楽キャリアの中で、リリアナ・エレーロとのこんなデュオ・プロジェクトを長年定期的に行っています。
この二人のデュオでもっともおすすめなのは、アルゼンチン20世紀最大の巨匠、”クチ”ことグスタボ・”クチ”・レギサモン Gustavo "Cuchi" Leguizamón と マヌエル・カスティージャ Manuel Castillaというゴールデン・コンビによる2000年作のアルバムです。
もうおそらく廃盤ですが、中古が出回っていたら即購入をおすすめしたい名盤です。


LeguizamonCastillo_FaluHerrero.jpg


◆Juan Falú Japan Tour 2018 フアン・ファルー 日本ツア―2018
(▲2/3~15 ツアー詳細)
◆2014年フアン・ファルー初来日! Juan Falú en Japón 2014

フアン・ファルーの人となり、作品についてもっと知りたい方に・・・
西村秀人による解説記事:
●ファン・ファルー来日に寄せて ついに来日するファン・ファルーの軌跡 Bienvenido a Juan Falu(2014年2月4日)
●エドゥアルド・ファルー逝去(2013年08月/11日)


poster_JuanFaluCD_JuanFalu

<参考映像>

Oración del Remanso-Juan Falú y Liliana Herrero
2017/9/25
リリアナ・エレーロとのデュオ映像、曲は2006年リリアナが来日したときよく歌った美しい名曲『レマンソの祈り』。
https://www.youtube.com/watch?v=TXp58H9jSVA



Donde duerme la Luna - Juan Falú
2017/10/30
『ドゥエルメ・ラ・ルナ(月の眠る場所)』フアン・ファルーの弾き語り。
https://www.youtube.com/watch?v=2GiD1HwvGVg



JUAN FALÚ en Santiago de Chile - "La Vieja"
2014/8/25 前回初来日した頃(4年前)チリ首都サンティアゴでの映像。
ファルー作曲の名曲『ラ・ビエハ(母親の意)』。1:45~演奏スタートします。




▼アルゼンチンのギターの現場映像を追記しました。

Juan Falú y las guitarras del mundo - Morfi
2017/10/9 国営放送のバラエティ番組の音楽コーナーに出演した
『ファルーとギターラス・デル・ムンド』の選抜メンバー演奏による「Chamamé no más」
アルゼンチンで例年10月ごろ開催される『ギターラス・デル・ムンド Guitarras del Mundo』♬

演奏(左から):リトラル屈指の秀逸演奏家だったルディとニニ・フローレス兄弟の兄ルディ・フローレス Ludi Floresフアン・ファルー Juan Falú、ここ10年ほどリリアナ・エレーロの伴奏を担いソロアルバムも発表しているペドロ・ロッシ Pedro Rossi、ギタラッソ、サンタイレスでの活動でも知られるメロディメーカー、ロベルト・カルボ Roberto Calvo、ユパンキやエドゥアルド・ファルー曲集(CD集)といった超大作を発表するカルロス・マルティーネス Carlos Martinezによる演奏。



このギターラス・デル・ムンド、現在バルセロナ在住のギジェルモ・リソット Guillermo Rizzottoや、過去に欧州在住だったキケ・シネシ Quique Sinesi、カルロス・モスカルディーニ Carlos Moscardiniなど、クラシックの素養をもつアルゼンチン人著名ギタリストのほとんどは出演経験があるようですので、Youtubeなどで探してみるのもよいかもしれません。
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