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ルーチョ・ゲデスの物語を感じさせる音楽と言葉の世界

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"Mañana nadie se acuerda"
Lucho Guedes


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“Soy una tarada” (2枚組)
Lucho Guedes


【from Argentina アルゼンチン】

ひょんなことから、今晩ブエノスアイレスのCafé Viniloでライブを行うルーチョ・ゲデス Lucho GuedesとSNSで会話しました。
今夜のライブには私の好きな歌手・女優のフロール・ボバディージャ Flor Bobadilla Oliva、ギタリストのペドロ・ロッシ Pedro Rossi、来日経験のあるSSWエセキエル・ボーラ Ezequiel Borraなどよく知るミュージシャンもメンバーとして参加します。
2015年にキルチネル文化センターのサラ・バジェーナで開催された2作めアルバム発表記念コンサートでは、ギターとディレクションにアラン・プラクタ Alan Plachta、バイオリンにギジェルモ・ルビーノ Guillermo Rubino、バンドネオンにマルティン・スエド Martín Sued、その他チェロ、コントババホ、ピアノと多数出演。そのほかにもディエゴ・スキッシ、エドガルド・カルドーソ、ホルヘ・ファンデルモーレ、パウリーナ・ファイン&エセキエル・マンテーガ、ソレダ・ビジャミルなどアルゼンチン映画と音楽のファンならドキドキするような豪華な顔ぶれが彼の作品とライブに名を連ねています。

これまで2作のソロアルバムを発表、昨年の今頃輸入された最新作はなんと2枚組の大作。自身はギターの弾き語りをしますが、最新作ではリリアナ・エレーロ Liliana Herrero, フアン・キンテーロ Juan Quinteroを初めとする若手からベテランに至る多数のアルゼンチン音楽の演奏家や歌手を起用した壮大なスケールのステージや映像で総合的な芸術的才能も発揮しています。
起用の演奏家や歌手たちがいずれも各方面で評価の高い、表現力豊かで個性的な顔ぶれなのも、彼の審美眼と人望、才能によるものと強く感じます。

「僕のCDが(日本という)そんな遠くまで届いているのはとてもうれしいことだよ。ところで、僕の曲はとても言葉の比重が大きいと思うんだけど、(日本の)人々は言葉と音楽どちらを好んで聞いてくれてるの?」と素朴な質問を投げかけてくれました。
そう、彼の曲の最大の特徴はその美しい音楽表現にちりばめられた字余りの歌、曲の尺いっぱいに秘めた言葉の奥深さが1stアルバム "Mañana nadie se acuerda" (明日は誰も覚えていない)を聴いた時から印象的でした。そして2nd.アルバム“Soy una tarada” (ソイ・ウナ・タラーダ)では、ストーリーのあるイメージ映像のMusic Video2作品でよりその世界は広がりを見せています。
彼の質問に「あなたの曲のその美しさ、リズムを聴くだけでも日本の音楽ファンは魅了されているよ、しかし歌詞には独特のポルテーニョ(ブエノスっ子)な言葉が選ばれているよね?そこが私にはとても興味深いんだ。その世界観をそのうち紐解いてみたいよ」と答え、いつか会えることを願って会話を終えました。


フアン・キンテーロ Juan Quintero がルーチョ作品を歌うMV


リリアナ・エレーロ Liliana Herrero がルーチョ作品を歌うMV

CD販売中
Lucho Guedes 2作品@Latina Online
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