NHK-Bsプレミアム"世界で一番美しい瞬間(とき)「街が紫に染まるとき ブエノスアイレス"20150122」

NHK-Bsプレミアム
『世界で一番美しい瞬間(とき)「街が紫に染まるとき ブエノスアイレス」』
チャンネル:BSプレミアム
放送日時: 2015年1月22日(木)
午後9:00~午後9:49(49分)


再放送予定: 2015年1月29日(木)
午前8時00分~午前8時49分
http://www4.nhk.or.jp/sekatoki/x/2015-01-29/10/24148/


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これはアルゼンチンに暮らしていた頃、初めて出会ったハカランダ満開の時期、
あまりの美しさにシャッターを切った、番組にも登場したパレルモ地区に植わっていたハカランダ街路樹の風景です。

jacaranda01.jpg
パレルモのハカランダ
foto by Masayo Tanimoto (C)PaPiTaMuSiCa


録画していた放送を見ました。


タニィがブエノスアイレスで生活していた頃、
毎日通勤で目にしていたパレルモ地区のハカランダ並木や、その他の地区の美しいハカランダも登場。
そして、ハカランダの花に想いを馳せるアルゼンチン人たちを紹介し追うという番組内容。


アルゼンチンでは数年前から、日本語のHANAMIの意味を理解し、ブエノスアイレスで現地の花を愛でる「花見会」を実践している団体があるそうで、彼らのの花見の様子を取材され、この会の主宰者、クリスティーナ・コロレウさんと会に参加する人々からお話をうかがっていました。

花見会とコロレウさんの活動、英語のサイト
http://www.acercandonaciones.com/en/eventos/celebracion-del-hanami-nativo-por-la-artista-plastica-cristina-coroleu-en-el-corredor-de-jacarandaes.html

水彩画家クリスティーナ・コロレウさんのスペイン語によるサイト。
その中の花見会について紹介されたページ。
サイトによるとハカランダだけでなく、ラパーチョ、ティパ、パロ・ボラーチョなどの花見会も開催しているのだそう。
http://www.cristinacoroleu.com.ar/hanami.html

私はハカランダより先に春を告げるラパーチョの花の清々しい美しさも格別だと思っています。
姿は全く異なるし香りもないけれど、しいていえば日本の梅のような・・・早春を告げる花なのかもしれません。


在ブエノスアイレスの元通信員(記者)だった藤井正夫さんのブログに、クリスティーナ・コロレウさんと南米の花について書かれた文章がありました。
「花の話」 2011年11月6日 ~南米あれこれなんでもあり記~ より
http://blogmasajapone.blog51.fc2.com/blog-entry-10.html

その後任期を終え帰国後、2010年11月再訪したときに撮影したホルヘ・ニューベリー空港(国内線)近くのハカランダ。
Jacaranda2010_IMG1531ss
foto by Masayo Tanimoto (C)PaPiTaMuSiCa

番組では、息子を21歳で亡くしたご夫婦のエピソードも。ご主人の名前は、フランシスコ・エストラーダ・ゴメス氏 Francisco Estrada Gómez、ブエノスアイレスで著名なギター職人さん。長く働いている工房を尋ね、奥様にお話を聴いていました。ご主人曰く、すべての女性は花のようにそれぞれ美しいそんな女性が大好きと。(とっても南米の男性らしいご意見♪)
フランシスコ氏のギター工房のサイトです。
http://www.estradagomez.com.ar/


タニィの雑感:

パレルモは広さ世界一の公園地区で緑が多く美しく落ち着いた素敵なバリオ(地区)です。私の暮らしていた頃は、まだパレルモ・ソーホーやパレルモ・ハリウッドといった観光客や商業的に成功した華やかな場所はなく、ただパレルモとパレルモ・ビエホ(旧パレルモ地区)と呼ばれた2つのエリアのみ、その頃のパレルモ・ビエホって夏ともなればランンニングいっちょのおじさん達が昼間っからゆったりと軒先でおしゃべりしたり、ビリヤードをやったりしてくつろぐ場所でした。
古いバーやビリヤード場が多くて、夜は暗くて粋で、、、でもちょっと物騒だったのです。
今のように観光やファッション・グルメの土地ではなかったので、パレルモ地区に暮らしていた日本人は極めて少なかったのです。今はすっかり様変わりして、パレルモには多くの日本人が滞在されているそうです。

パレルモでも私の3年間奉公していた日本庭園がある辺りはもっと華やかでリベルタドールとパセオ・アルコルタ、2つの大通りに面していて、ショッピングセンター、スポーツクラブと美術館がならび、少し地下鉄に近い方へ歩くと、動物園・植物園・蚤の市が並ぶ公園、またさらに南下すると農牧EXPOや各種イベントが開催されるラ・ルーラル、G.ガリレイの名を冠したデザイン性の優れたプラネタリウム、満開になると香りが素晴らしいバラ園などなどがあって、それはそれは、心が浮き立つ場所です。
11月のハカランダが満開のシーズン到来ともなるとさらに華やぐのでした。(そしてそれはバケーションシーズンの真夏まで続きます)

ハカランダの前にはラパーチョのピンク色の花が咲き、そしてハカランダの後、最終的には真夏頃までお酒をつぐトックリのようにボッテリとした樹木に小さな刺のある幹と、花びらを細くしたユリのような(グロリオサにも似た)花を咲かせるパロ・ボラーチョが咲きます。
パロ・ボラーチョは花が終わるとアボカドのような実を付け、それが熟して地面に落ちると、ふわふわと真っ白いワタが飛び出すのです。ただ、このワタは何の使い道もないのだそうで・・・
ともあれ、歩いているだけでうれしくなる美しい街です。

追記:
この番組ご覧になった方が多くかなり反響があったようでその後、知り合いにたずねられ日本でハカランダ(ジャカランダ)を見ることが出来る場所を調べました。
横須賀にある神奈川歯科大学ではキャンパス内に30年ほど前に植えたハカランダの樹木があって、初夏~夏の初めの頃になるとたくさんの薄紫の花をつけるそうです。同大学の「ジャカランダ 開花情報」でごらんになれます。
名古屋の東山動植物園の温室にはジャカランダ、イペー(タベブイア)など中南米、またアジアの熱帯植物が多数あって時期によっては開花を楽しめるそうです。また国内栽培のものの苗が入手可能だそう。
ハカランダ(ジャカランダ)はカエンボク、ホウオンボクと並び”世界三大花木”のひとつとして挙げられるそうです。
また、混同しがちですが、ギターなど楽器の材料で知られるハカランダと呼ばれるブラジリアン・ローズウッド(マメ科)の木と、この花のハカランダの樹木は別種だそうです。

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