名古屋公演(フロレンシア・ルイス&ロス・オンゴス・オリエンタレス)

すっかりライブ&出張レポートが山積、報告出来ないままですみませんでした。
直近の名古屋のライブ・レポです。



2014/06/10(火)
フロレンシア・ルイスロス・オンゴス・オリエンタレス(&マルセロ・ルピス)@名古屋TOKUZO公演
10 junio de 2014
Florencia Ruiz & Los Hongos Orientales @ TOKUZO, Nagoya


FlorenciaRuiz_TOKUZO01

『今夜の得三、来て良かったです!ほんとに素晴らしかった!』
感動に目を輝かせる人々。

サポートした私自身も手前味噌ながら、『ほんと、素晴らしかった!!!』
思わず口にしないではいられなかった、フロレンシア・ルイス&ロス・オンゴス・オリエンタレス
会心のTOKUZO公演だった。

今回彼女を支えるバック・バンドのメンバーは、プログレ~タンゴまで卓越した演奏で多くのファンを魅了する鬼怒無月(g.)、アフリカ仕込みのリズム感、【KING】などの活躍で知られる佐野篤(g.b.,vo)、 弊Blogではおなじみ、ウルグアイ~アルゼンチン~ブラジル、世界のアーティストと共演しつつも個性を放つヤヒロトモヒロ(perc.)…といういわずと知れた日本の音楽界を代表する強者揃い。弊Blog読者には2011年サラヴァ東京でのフロレンシアとのライブもご紹介しており、お馴染みの3人ではあるものの(サラヴァの際は+ピアノの鶴来正基が加わったビスコイート・グローボ名義だった)、メインとなるフロレンシア・ルイスは、今回3度めの来日ながら、本格日本ツアーは今回が初の試み、アルゼンチン音楽ファンには馴染みはあってもまだまだ一般的には無名。彼女のLIVEをどんなものかな・・・?と(ある意味半信半疑ながら)足を運んで下さった方々が、そんなふうに感激され、中には私に駆け寄ってきて沸き起こる感動を言葉にして下さった。長年アルゼンチン音楽を紹介してきて、こんなウレシイことはない!
フロレンシアのピュアなオリジナル作品が日本の観衆に伝わった感動や、彼女を支える4人のサポートとの団結したバンドによる唯一無二な今、ここにしかないバンドが生み出す音の数々やハーモニーの1つ1つを身震いするほどエモーショナルな想いに駆られつつ体感出来た幸せ!

全22公演のほぼ20公演めにあたる名古屋公演は約1ヶ月近い時間を毎日のように共に演奏し続けたメンバーの結束、ライブを重ねてきての進化・変化、様々な紆余曲折を経ての昇華ぶりが半端無く、凄みすら感じさせられたのだった!!!
また特筆すべきは、5月20日(火)東京・板橋公演から上記メンバーに合流したマルセロ・ルピス(vn.corro.)の存在。
若いながらも安定した彼のバイオリン演奏テクニックは確かであり、ブエノスアイレスでは自身のバンドでコンサートホールを満席にする実力派、フロレンシアと同じくアルゼンチン・ロックを源流とする瑞々しい感性と歌の上手さがまた素晴らしかった!
世界中の音楽をたっぷり吸収咀嚼した彼の音楽性は、また実にアルゼンチンらしい、とも言える。彼は来日直前までカナダのトロントにて4ヶ月間のタンゴ・ミュージカルショー『アラバル』ツアーでのハードな公演をこなしてきたばかりの注目株であり、フロレンシア・ルイスのブエノスアイレスでのバンド・メンバー、ということもあって彼の合流により、フロレンシアが精神的にも、演奏面でもよりホームグラウンドであるブエノスアイレスでの音を再現しやすくリラックスし安定感が得られたのだと手に取るように感じられた。
マルセロ自身はチャーミングなキャラクターで、会う人会う人をリラックスさせるムードメーカー、彼の参加は音楽面でも、バンドの成熟面にも強烈にプラスに働いた(のだと思う)。

FlorenciaRuiz_TOKUZO02

もちろんフロレンシア自身の音楽性、表現力も前回来日までとは明らかに違った部分があった。今回彼女は2歳になる息子を帯同してのツアーを敢行した。前半は夫が同行しリハーサルやライブ中は息子の一切の面倒をみた。後半は仕事で海外出張となる夫に代わり、アルゼンチンでも息子のベビーシッターをする友人が夫と交代で来日同行、全面的にサポートしている。それだけの覚悟と気合をもっての来日ツアーだった。母になったフロレンシアの歌や音楽には2011年来日時に見られたような良い意味での鋭さよりも、母としての包容力をたたえたまろやかさや温かみが歌や演奏にそこはかとなく漂っていた。彼女自身の心の安定も感じられた。

another report → TOKUZO Live report by (NARCOつついきょうこ)


FlorenciaRuiz_Hernan FlorenciaRuiz_auto
(左)フロレンシア豊橋公演リハーサル中、滞在先の名古屋へ移動する電車内でのフロレンシアの夫と息子。
(右)東京でのコンサートとインタビュー後、愛知へ向かう移動車内のフロレンシア親子。


かくしてフロレンシア・ルイス&ロス・オンゴス・オリエンタレス名古屋TOKUZO公演、平日夜ながら、遠方からも含め大勢がお越しになり、大いに盛り上がり、『今年のベストLIVE、間違いなし!』とおっしゃる方もあったりというステージだった。
皆さん、終演後は躊躇なく会場販売のCDを手に取られサインをもらって笑顔でいらっしゃったのが印象的。
特にボエドの自宅でフロレンシアが友人たちとこのツアーのために制作した一枚一枚手づくりの布ケースに入った限定CD(盤はCD-Rではないきちんとしたもの、日本語解説付き)はコレクター心を満足させる一点ものとしても好評だった。

良い音楽にたっぷりと包まれ、身をゆだねた良い時間だった~。
フロール!貴方の音楽は一聴してもらってこそ、だよねぇ♪
そのことを痛感した一夜。

FlorenciaRuiz_CD Ma foto_CDsFlorencia_Mitsuru_2014062315372660c.jpg

会場限定販売のCD『MA=間』 CD、ジャケット、特製CDケース、日本語解説付き。
またセット内容により、ポスター、缶バッチが付くものもあった。
その後の6/16東京最終公演で完売した。
(写真・下)photo by (C) Mitsuru Konishi



今回、ライブを聞き逃された方は、日本で発売されているフロレンシア・ルイスの日本盤CD『ルス・デ・ラ・ノーチェ~夜の光~』(ヤマハ)、同内容の"PaPiTaMuSiCa"による2011年来日時限定盤、さらに過去作品をネット通販、大型CDショップで取り扱いあり、ぜひどうぞ。
来年再来日も、、、という声も。(期待したいですね)今回逃された方も次回、ぜひライブでどうぞ。

フロレンシア・ルイス日本語ページ
surpported by "PaPiTaMuSiCa"

最後にTOKUZOライブでの映像です。





All photos by (C)PaPiTaMuSiCa (動画を除く)
転載等ご使用希望の場合はメールフォームかpapitamusica[at]gmail.com ([at]を@に置き換え)で必ずお知らせ下さい。お願いします。

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