動物たちからの警告・・・?

あっという間に2014年1月も終わり。

今週は一泊で神戸に行ってきました。
歩くと汗ばみ、思わず着ていたダウンコートを途中で手に持つほど温かい日中でした。
しかし日が暮れると気温が下がり、肌寒くて慌てて着こみましたよ。
翌日も雨がシトシト降っていながらも意外とほの温かかったです。

今冬は早々から氷点下越えの冷え込みによるぶるぶる列島からスタートしましたが、
ここ数日突然ポカポカ陽気で「日本列島・3月上旬の気候!」という日も。
寒暖差が極端なのも、地球温暖化が進んだ影響によるもの、と言われていますから手放しで喜べませんね。

さて気になった南米ニュースをピックアップ。

いつも拝読している「La Andina」さんからのリンクの中から。
http://andina.blog.fc2.com/blog-entry-122.html


■ビタクラ、民家にピューマ La Terceraの記事
http://www.latercera.com/noticia/nacional/2014/01/680-563089-9-sag-rescata-a-puma-que-ingreso-a-una-vivienda-en-comuna-de-vitacura.shtml
SAG rescata a puma que ingresó a una vivienda en comuna de Vitacura
El animal entró al inmueble a las 10 de la mañana, y sus residentes se percataron de su presencia mientras hacían desayuno.
por Javiera Vilches - 29/01/2014 - 12:11

1/29チリのニュースより
チリ首都サンティアゴの郊外の街で住宅にピューマが侵入したとの記事。
写真を見ると、このピューマ、まだあどけなさが表情に残った子供のように思えました。
アルゼンチンだとイグアスの滝周辺でピューマが生息するという話は聞いたことがありましたが、人里近くにまで降りてきたという話は聞いたことがなかったので驚きでした。


こちらは日本のニュースソースから

気候変動で赤ちゃんペンギン大量死、研究
AFP=時事 1月30日(木)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000038-jij_afp-env

アルゼンチンの南部チュブ州 Provincia Chubut、バルデス半島 Peninsula Vardesから南へ下る一帯は世界自然遺産に指定された野生動物の宝庫。10月下旬から、クジラが出産に訪れたり、マゼランペンギンが産卵~子育てしたり、シャチやオタリア・象アザラシなど多数の動物たちの自然な営みが見学出来る自然保護地区となっています。
このニュースに出ているプンタ・トンボ Punta Tomboのペンギン保護地区に私も10月下旬見学に訪れた事がありますが、ペンギン村の中に人間がおじゃまするような感覚で、まわりは広大な乾燥地で入り口にはゲートがあって入場をコントロールしています。中には自然の低木や植物が海岸まで広がり、無数のペンギンたちが春からのシーズン、この地で産卵~子育てまでを行うために渡って来て自由に暮らしているのです。
来場者にはペンギンをむやみに触ったり脅かしたりせず静かに見守るよう注意書きの看板が出ていたり、事前にパンフレットをもらいますが、入場者のモラルと自主性に任された見学スタイルでした。
ただ、人間がペンギンに触れると人間の臭いがつくそうで、ペンギンはそれに敏感で、特にペンギンの赤ちゃんに人間の臭いがつくと親が育てなくなる、だから触れないようにと厳しく言われました。

10月末は南半球は春で産卵シーズンのまっただ中、直立不動の足元に卵が隠れていて夫婦交代で温めていました。
今回このニュースを見て、あんな穏やかなペンギン村にも気候変動の影響が出ていることにショックでした。

素人ながらに想像したのは、例えば日本の異常気象で被害が出ているのと同様、アルゼンチンでも異常な量の雨が降り続ければ、卵からかえったばかりの幼いうぶ毛のような羽毛の幼鳥は衰弱するでしょうし雨に流される可能性だってあります。親が餌を取りに行けなかったり、そのまま荒波に飲まれ戻ってこない可能性も高くなる。親が居なければ海に入れないペンギンの雛は死んでしまいます。そして別の親がよその雛を育てるという事はめったにしないです。
また熱波から逃れられるような日陰は、あのペンギン生息地ではほとんどなかったように見えましたので、ペンギンは習性で低木の根っこの地面に穴を掘って体を冷やすくらいしか出来ないのかな?とか熱いと海温も上がって餌となるオキアミ等も減ったり影響があるだろうし、親ペンギンだって海にたどり着く前に暑さで倒れることもあるかも?と、とにかく広大な人間もほとんどいない土地なので大量の自然に生きるペンギンたちの過酷な環境を想像しても、野生動物なのでそううかつに保護することも難しいのではないか、と想像しました。

上記に関連し、2011年こんな記事も。

温暖化でオキアミ激減、ペンギンの危機高まる 米研究
2011年04月12日 15:07 発信地:ワシントンD.C./米国

http://www.afpbb.com/articles/-/2795403?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Thu_r1




夏の猛暑、寒い冬、短い秋、自然災害の増加、気候変動の影響で、日本でもクマ・サル・シカ・イノシシなどの野生動物が人々の生活圏を脅かしたり、絶滅の危機に瀕したり、山から畑や街に降りてきて危害をくわえたり、というような人間との共存が難しくなっていることと似たような状況が、日本からもっとも遠い地球でみると真裏にあたる南半球で起きているようです。
ピューマもペンギンも、私たちちっぽけな人間が考えている以上に地球環境がよくない状況に陥っている事を警告しているように思えました。

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