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5/31 Pinakas ピナカス@Cafe Dufi

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ARGENTINA アルゼンチン

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(画像はclickで拡大されます)

バンドネオン仁詩さんのトリオユニット「ピナカス Pinakas」ライブ@Cafe Dufi公演、ようやくまとめました。
ピナカスでのツアーですが、内容は仁詩2nd.アルバム「Yorimichi」レコ発ライブで、名古屋はツアー最終日。
多少お疲れの様子。
仁詩さんの演奏はアストロリコで活躍の頃聴いていましたが、ソロではようやく待望の初めて聴くことが出来ました。
メンバーの田嶋真佐雄(b)さんは2008年「7つのピアソラ」でパピータが協力したベーシスト斎藤徹さんのアンサンブルにも参加、須藤信一郎(pf)さんはタンゴの他ラテンの演奏もされていて、ノリの良いピアノ演奏が印象的でした。

今週末2012年7月14日(土)開催の東京タンゴ祭2012に出演されるので、ぜひチェック下さい。

2012/05/31(木)
Pinakas ピナカス@Cafe Dufi
バンドネオン奏者/仁詩 2nd.アルバム「Yorimichi」レコ発ライブ

(アルバム収録曲:1st-2,3,4,7 2nd-1,6,Bis)

Pinakas ピナカス
バンドネオン: 仁詩 ピアノ: 須藤信一郎 ベース: 田嶋真佐雄


1st:
1. A mi hermano Celso (セルソに捧ぐ) -Dino Saluzzi
 ディノ・サルーシが弟セルソ・サルーシに捧げた曲
2. Zum(スム) -Astor Piazzolla
3. Barrio Sur (南の街) -Ramilo Gallo
4. Milonga Gris(灰色のミロンガ) -Carlos Aguirre
5. Cada vez que siento tu amor -Quique Sinesi
6. Street Tango -Astor Piazzolla
7. Alfonsina y el mar (アルフォンシーナと海) -Ariel Ramirez, Félix Luna
8. Quejas de Bandoneón (バンドネオンの嘆き)-Juan de Dios Filiberto

2nd:
1. Mata Ashita (また明日) -田嶋真佐雄
2. Milonga para Hermeto (エルメートへのミロンガ) -Quique Sinesi
 キケ・シネシによるエルメート・パスコアールに捧げた曲
3. ロジウラのトゥランブラン -佐藤芳明
4. Horo-Escapade (ホロ・エスカパデ) -Leonard Garcia
5. 若い娘/夢見る人(2曲) ビオラ・ダ・ガンバの為のバロック曲
6. Libertango (リベルタンゴ) -Astor Piazzolla
 ピナカス・ヴァージョンによるリベルタンゴ

Bis. Kono Michi(この道) -北原白秋・詞、山田耕筰・曲


タンゴに限らず素晴らしい作品を演奏したい、という想いで演奏された曲目。
ピアソラ作品はもとより、フォルクローレの名作「アルフォンシーナと海」、ちょうど5月に来日したアルゼンチンのコンテンポラリーフォルクローレのピアニスト、コンポーザーであるカルロス・アギーレの代表曲「灰色のミロンガ」(仁詩アルバムに収録)そして共に来日したアルゼンチンのギタリスト、キケ・シネシ作品を2曲を取り上げていました。(仁詩さんはアギーレ&シネシ岡山公演に来場されていました)

偉大なるバンドネオン奏者ディノ・サルーシに弟セルソが捧げた曲や、エル・アランケでの活躍が記憶に残る名コンポーザーでもあるタンゴ・バイオリニスト、ラミーロ・ガージョの作品、珍しい所ではバロックの作品2曲をメドレーで演奏。これはベース奏者田嶋さんのガット弦を生かした演目で、前衛的に弦のノイズなども入れたアレンジが面白かった・・・。(現在金属弦が主流だが、5~60年前までは牛などの腸をねじったものに銅を巻いたガット弦が用いられ、音色が豊かであることから田嶋さんは今も使っているという説明でした)
ちょうどパピータではこのコンサートが行われた週末6月3日にケルト☓バロック・コンサートを同じ会場であるCafe Dufiさんで開催する予定でしたので、この演目はなかなか嬉しく興味深かったです。田嶋さんのオリジナル曲もかなり特徴的な興味深い作品で、この日は湿度高い蒸した日で音がなかなか響かなかったのが残念でした。ベースの音がもっと響く会場で聴けたらさぞかし迫力あったろうと思われます。

「ロジウラのトゥランブラン」は、ピアソラ~タンゴを前衛的に解釈するバンド「Salle Gaveau(サルガヴォ)」(タニィ的にはもはや別モノとして楽しんでいるバンド)のメンバー、アコーディオン奏者佐藤芳明さんの作品(タイトルはインドネシア語)。この曲が収録されたサル・ガヴォのアルバム「ラ・クンパルシータ」、には2曲のスペイン語サブタイトルをもった曲が収録されております。(実は相方・西村秀人がその2曲を監修したご縁ある一枚でしたので、ここでも不思議なご縁を感じました。)

Bisの「この道」は、尺八や琴とバンドネオンのコラボレーション演奏も手がけている仁詩さんが「バンドネオンは日本の歌に合うと思う」という事で紹介された一曲。

2nd:4.トルコ~ブルガリア~ジプシー音楽の味わいを感じさせる躍動感にあふれた作品「Horo-Escapade (ホロ・エスカパデ)」の作者Leonardo Garciaさんについて調べて見たところ以下の映像が見つかりました。



ピカナスの演奏はタンゴだけでなく南米音楽を愛する多くの人に聴かれると良いなぁ・・・と感じました。

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