小松亮太オルケスタ・ティピカ@名古屋Blue Note

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ARGENTINA アルゼンチン JAPON 日本

2012/03/31(土)
2nd.ステージ@Nagoya Blue Note

今夜は小松亮太さんのオルケスタ・ティピカ@名古屋Blue Noteを聞きに行きました。
滅多に行かないブルーノートですが、名古屋では何度か機会があります。

今回は随分前から予約して楽しみにしていたのです。お彼岸で関東帰省してましたが、このコンサートを聴くために(と言っても過言でなはなく)、前夜頑張って運転して戻って参りました。
前日は足柄下りSA辺りまでの強風・突風がひどくて運転はハンドルを取られるので結構神経をつかいました。おまけにその風が冷たくて、バイク運転とかしてたらかなり体力消耗しそう。
PaPiTa代表の愛犬ぱぴはドッグランで珍しく他のワンコちゃんと仲良く出来たようです。(うち一匹は先輩ビーグルでした)

本場ブエノス・アイレスでも近頃ではなかなかオルケスタ・ティピカなんて豪華な編成には遭遇出来るチャンスも少なく、心踊りつつ、軍靴の響きから始まるレパートリー、ピアソラ没後20年追悼のレパートリーも、知られざるタンゴの名曲も、均等にガッツリ聴いて参りました。
(そうかと思えば、ブエノスではフォルクローレ&タンゴのシンフォニック・オーケストラ+歌がゲスト参加するような豪華編成が突如本格派テアトロで実施され、無料整理券で入場出来ることも。)

小松亮太さんのコンサートでは毎回詳細に曲目と曲の解説をされるので初めて聴くお客様にもわかりやすく楽しめたと思います。実際、ピアソラ以外のタンゴは今回初めて聴いた、というお客様も多かった。
ピアソラ没後20年の今年、ピアソラ以降、ピアソラ以外へとタンゴを聴くファン層が広がっていくと良いなと私も思います。

セットリスト:

1.軍靴の響き Taquito militar (Mariano Mores)
近年タンゴ・ダンスのレパートリーに欠かせない名曲で、映画「アルゼンチン・タンゴ~伝説のマエストロたち」に出演、現役ピアニストとして現在も活躍のマリアノ・モーレスが1952年に作曲。

2.ブエノスアイレスの夏 Verano porteño (A.Piazzolla)
アストル・ピアソラが発表した「ブエノスアイレスの四季」の中で最初に作曲された名曲。

3.ガージョ・シエゴ Gallo Ciego (Agustín Bardi)
タンゴ・ダンサーがこぞって踊りたがる重厚な音色のアグスティン・バルディ作曲・古典タンゴの名曲。

4.1980年代 Generación 80 (Omar Valente)
華やかでゴージャス、スウィングするストリングス・パート。ピアノの鈴木さんをフューチャーした一曲(特に後半大活躍)。

5.未発表曲 (小松亮太)

7/7公開予定の宮沢賢治原作のアニメ「グスコーブ鳥の伝記」(手塚プロ制作)の挿入曲(予定)。バンドネオン四重奏+コントラバス。

6.忘却 Oblivión (A.Piazzolla)
マルチェロ・マストロヤンニ監督の映画「エンリコ4世」のサントラ音楽としてピアソラが発表したことで知られる名曲。映画はヒットせずいまだに映像はDVD等で世に出ていない模様。

7.コラール Coral(A.Piazzolla)
ピアソラの知られざる名曲。曲タイトルの通り、カテドラルで静かに合唱するイメージをサウンド。ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、そしてバンドネオン(小松)の四重奏で。近藤さんのヴァイオリンが素晴らしい。

8.ビジェギータ Villeguita (A.Piazzolla)
ピアソラが初めて楽団をもっていた頃、1946年にアルゼンチンを代表するジャズ・ピアニスト、エンリケ・ビジェーガス Enrique Villegasに捧げた曲。

9.輝くばかり Para lucirse (A.Piazzolla)
ピアソラの作品が多くの楽団に取り上げられるようになった頃の作品。出世作といえる。

10.メリディオナル Meridional (Víctor Lavallén)
日本にも度々来日している現在70代半ばの現役バンドネオン奏者、ビクトル・ラバジェンによる名曲。一度も同じメロディを繰り返さないという脅威の曲。

11.クンパルシータ La cumparsita (G.H.Matos Rodríguez)
世界中で演奏されない日はないというアルゼンチン・タンゴの超有名曲。

12.アディオス・ノニーノ ~ リベルタンゴのメドレー Adiós Nonino-Libertango(A.Piazzolla)

ピアソラの超有名2作品を続けたメドレー。(父ノニーノの訃報を聴いたピアソラが作曲した名曲&ヨーロッパで活動した時代に作った名曲、本来はダンス向けではないが近年はダンスの定番となった他、フィギュア・スケートでもよく取り上げられる)
後半ストリングスとピアノが加わるなど小松オルケスタでのアレンジが興味深かった。

メンバー紹介の中では、最年少の鈴木崇朗さんが26才になられた事、早川純さんは3年前TBSドラマ『ぼくの妹』のBGMでバンドネオン演奏をされており、北村聡さんはNHK大河ドラマ「龍馬伝」のサントラの他、最近ではNHK朝の連続ドラマ「カーネーション」でもバンドネオン演奏をされているとの話題がでました。ストリングスの方々は小松亮太さん参加のimageでも活躍との事です。

メンバー:
バンドネオン:小松亮太 北村聡 早川純 鈴木崇朗
バイオリン:近藤久美子 伊能修 川口静華
ビオラ:南かおり
チェロ:松本卓以
コントラバス:田中伸司
ピアノ:鈴木厚志

素晴らしい演奏者の皆様に乾杯。

弊ブログ関連記事:
鈴木崇朗さん: バリローチェ・タンゴ・フェスティバル
早川純さん:【ライブ】Tango-jack@八事ハウジング


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